基礎知識 <前編>

ゲームの進行

陣営の振り分け

村人陣営、人狼陣営にプレイヤーを振り分けます。ゲームマスター(通称GM:ゲームの進行役)がいる場合は、GMが役職を割り振ります。最低3人〜からゲーム可能ですが、楽しむためには、6人以上をお勧めします。※妖狐など第三陣営が存在する場合もあり。

1日の流れ 〜昼と夜のターン制〜

昼:プレイヤー同士で議論を重ね、投票(最多得票に応じて)により”人狼”を処刑しきます。

夜:人狼が村人を襲撃することができます。

それぞれプレイヤーの数を減らしていき、各陣営の勝利条件を満たすまで、これを繰り返します。占い師や霊媒師などの役職者は、自身の能力を活かして情報を開示し、人狼の処刑に役立てることができます。

勝利条件

人狼陣営を全員”処刑”

昼の投票により人狼を”処刑”したり、ハンターの発砲などにより、人狼を駆逐しましょう。


人狼陣営の人数 ≧ 村人陣営の人数

昼の投票をうまく回避したり、夜に村人を襲撃することで、数を減らしていきましょう。

主な役職

村人陣営

村人、市民
陣営村人
能力なし
占い・霊媒結果人狼ではない

能力を持たない標準的なプレイヤーです。占いや、霊能者など役職者の結果を把握していき、人狼を処刑しましょう。

占い師、預言者
陣営村人
能力夜に、一人を指定し、「人狼」か「人狼でない」か知ることができる。 妖狐を指定した場合は呪殺できる。
占い・霊媒結果人狼ではない

村にもっとも情報を落とすことができる役職です。人狼陣営が対抗してくる場面も多いです。真の占い師であることを証明して、村を勝利に導きましょう。怪しい人を占ってクロ(人狼)を炙り出すか、確実にシロ(村人陣営)を証明していくのか、占い方にも戦術が存在します。盤面に応じて、使い分けましょう。

霊能者、霊媒者
陣営村人
能力投票で処刑された人が「人狼」か「人狼でない」か知ることができる。
占い・霊媒結果人狼ではない

占い師と並び、村に情報を伝えることのできる重要な役職です。占い師の真偽をつけたり、盤面を大きく変えることができます。進行役を任せられることもあり、発言力の求められる役職でもあります。

狩人、騎士
陣営村人
能力毎夜、一人を人狼の襲撃から守ることができる。自分を守ることはできない
占い・霊媒結果人狼ではない

役職がバレると、真っ先に人狼に襲撃される役職です。なるべく生存することに努めて、村人を守っていくのが役割となります。ゲームによって、同じ人は続けて守れない場合もあります。

人狼陣営

人狼
陣営人狼
能力毎夜、指定した人物を襲撃することができる。人狼同士はお互い把握することができます。
占い・霊媒結果人狼

昼には、うまく投票をかいくぐり生存することを意識しましょう。夜には、役職者や、自分を人狼と疑う人物など、盤面に応じて、うまく襲撃していきましょう。

狂人
陣営人狼
能力なし
占い・霊媒結果人狼ではない

占い・霊媒結果で人狼陣営とはバレることがないため、人狼陣営寄りの発言をして、人狼をサポートをすることができます。場を掻き乱して、盤面を混乱させていきましょう。人狼に噛まれないように気をつけましょう。

紹介したのは、役職の内のほんの一例です。その他の役職については、以下より確認ください。

釣り縄とは?

人狼ゲームでは、毎ターン昼に投票でプレイヤーを釣って(処刑)、人数を減らしていきますを。では、何回まで釣る(処刑)チャンスがあるか。その回数を釣り縄と言います。釣り縄の計算方法は以下となります。

・偶数村の場合
釣り縄 = 村の人数 / 2 + 1 

・奇数村の場合
釣り縄 = (村の人数 - 1)  /  2

例えば、7人村では釣り縄は3回あり、3日目の処刑で、人狼を釣り切らないと人狼陣営側の勝利となります。※標準的なゲームの場合。

具体的に言うと、、、

日数生存人数
1日目:昼(処刑 by 村人)7人→6人
1日目:夜(襲撃 by 人狼)6人→5人
2日目:昼(村人による処刑)5人→4人
2日目:夜(襲撃 by 人狼)4人→3人
3日目:昼(処刑 by 村人)3人→2人

3日の昼:処刑時点で、最後の人狼(ラストウルフ:LW)を釣りきれなかった場合、村人:1人、人狼:1人、村人陣営=人狼陣営 となったため、人狼の勝利が確定します。

このように、処刑できる回数は限られるてため、常に釣り縄の数を意識しながら、ゲームを進めよう。また、以下が村の人数と、釣り縄の一覧になります。

生存数  吊り回数
 13  6
 12  5
 11
 10  4
 9
 8  3
 7
 6  2
 5
 4  1
 3